カルロス・ゴーンが1月8日にレバノンにて記者会見を開いたことで話題となっていますね。
今回は見逃した人に向けてカルロス・ゴーンの記者会見の内容をまとめていきます。
目次
カルロス・ゴーンの記者会見の内容まとめ!

1月8日22:00~レバノンにてカルロス・ゴーン氏が記者会見を開きました。
1時間に渡る記者会見で注目すべき点は以下の通りになります。
【カルロス・ゴーン記者会見まとめ】
- 自分を日産から排除したとされる日産幹部6名の実名公開
- 日産幹部の他に日本政府の人間も関わっているが「レバノン政府に迷惑がかかる」という理由でこちらは実名公開されませんでした
- 逃亡方法に関しては明かされていません。
- 自身の逃亡を正当化するかのように日本の司法制度を批判
記者会見で主に目立った発言があったのは以上の4点でした。
ゴーン氏は1時間の記者会見の中で「私はきょう、最も基本的な人権の原則に反する日本の司法システムに光をあてることができる」と日本の司法制度を批判するような発言が多く見られました。
カルロス・ゴーンが記者会見で名指しした日産幹部6人は誰?

ゴーン氏が自身を日産から排除されたとされる日産幹部6人はこちらになります。
- 西川広人前社長
- ハリ・ナダ専務執行役員
- 豊田正和・社外取締役
- 川口均前副社長
- 今津英敏元監査役
- 大沼敏明元秘書室長・ゴーン氏の調査を担当
記者会見中に「日産とルノーの経営統合をしようとした結果、この6名によって日産から排除される形となった」と発言していました。
現時点ではこの6人に対する証拠などはでてきていないためゴーン氏の発言の真偽を確かめる方法はありません。
カルロス・ゴーンによる日本の司法制度批判まとめ

ゴーン氏は記者会見の途中に「日本の司法制度は基本的な人権の原則に反する」と批判するような発言をしていました。
他にも会見中に批判とも取れるような発言が多く見られました。
【ゴーン氏による日本の司法制度批判内容】
「私は言葉を奪われて以来、400日以上、この日を待ちわびてきた。私は無実のために闘ってきた」
「私はきょう、最も基本的な人権の原則に反する日本の司法システムに光をあてることができる」
「私はみなさんが関心を寄せている、日本からどのように脱出したかについては話すつもりはない。私は正義から逃げたのではなく不正義から逃げたのだ」
今回、日本の司法制度については一貫して批判した姿勢でしたが、今回の逮捕に関しては「安倍総理は関係ない」と語っています。
この他にも「1日に8時間にもおよぶ取り調べがあった」「取り調べ中には弁護士とも離され、これでは公正な裁判は期待できない」とも発言していました。
カルロス・ゴーンの記者会見に対する海外の反応は?

今回の記者会見では日本メディアは限られた数した出席することができず、ほとんどが海外メディアが出席することとなりました。
【海外メディアの反応まとめ】
ドバイ記者「2時間以上の会見で各国のメディアの質問に答えていました。公正な会見だったと思います」
イギリス記者「彼は自信にあふれていて、みずからの無実を信じていることはよく分かりました。説得力はあったと思います」
フランステレビ局「日本のメディアは最初に事実関係を知りたいはずなので、もっと大きな部屋をとって、参加を許されるべきだったと思います」
カルロス・ゴーンの記者会見の見逃し視聴は?
カルロス・ゴーン氏の記者会見を見逃してしまった方は
- ニコニコ生放送のタイムシフト機能
- AbemaTVの見逃し放送
どちらかの方法で視聴することができます!



