4月15日に更新された文春オンラインによると原田前環境大臣が福岡県筑紫地域の医療機関にマスクの高額販売をあっせんしたと報じられています。
現在、コロナ対策としてマスクは貴重品なのでこれが真実であれば許されることではありません。
今回はマスク高額販売の実態と医療団体がどこなのか調べていきます。
原田前環境大臣がマスク高額販売をあっせん?

週刊文春の記事によると原田前環境大臣が福岡県筑紫地域の医療団体にマスクの高額販売をあっせんしたという記事が掲載されています。
記事によると4月上旬に「マスク1枚あたり110円で販売します」というFAXが各医療機関に届いたという。
〈この度、前環境大臣、原田よしあき衆議院東京事務所様のご厚意で、サージカルマスクの有償での紹介がございました〉
〈4層式であり、紹介元もしっかりしていることより、筑紫医師会で一定数購入し、会員医療機関において不足した場合、すぐに手配できるように致します〉
引用:文春オンライン
現在、マスクは貴重品なため高額転売が問題視されています。
そんな中でのこの行動は許されるものではありません。
FAXには「原田義昭事務所より購入ルートが確保できた」、「大量に確保できている」と記載されており販売数に上限は指定されていなかったようです。
マスク高額販売を請け負った医療団体とは?

文春の記事によると「福岡県筑紫地域の医師会や歯科医師会、薬剤師会の三師会」から各医療機関にマスクの販売を知らせるFAXが届いたようです。
- 筑紫医師会(医師会)
- 筑紫歯科医師会(歯科医師会)
文春の記事からこちら2つの団体が関わっているのが確認されています。
FAXの送り主の欄に「筑紫歯科医師会」と記載されていることから、情報も確実だと思います。
今回のマスク高額転売に対し、原田前環境大臣は以下のような発言を残しています。
「(代理店が)たまたまマスクを扱っていると知っていたので、困っていた三師会に紹介した。秘書が110円でかなりの数を調達できると伝えました」
110円は高いのではと聞くと、
「皆目相場がわからない。私も今日になって歯科医師会の案内状を初めて見て『高額』という紹介にびっくりした。個別の医師から私のところに高いという電話が何件かあったと思う」
あくまでも高額転売をあっせんしたという報道に関しては否定していました。
福岡県筑紫地域の医療団体と原田前環境大臣に批判の声!
「この値段は、こちらの弱みに付け込みふっかけているようにしか思えません。歯科医院では1人の患者に、マスク1枚を使います。国から50枚を無償提供してもらったが、まったく足りない」「大量に確保」原田前環境大臣がマスクの高額販売をあっせん #原田義昭 https://t.co/LcORhSXpg9
— 光 功一 (@Hikarikouiti) April 15, 2020
名前晒すの忘れた。
前環境大臣、原田よしあき衆議院議員東京事務所様のご厚意らしいです。定価不明、相場無知の為、あくまで1枚¥110を見た庶民の感想。
そしてアベノマスクをゴタゴタしてる中の販売すると言う状況に対する感想。— はすはな (@hasuhana_DQ) April 10, 2020
なんじゃこりゃ。~「大量に確保」原田前環境大臣がマスクの高額販売をあっせん https://t.co/NwSqEnkaBm
— ピッコロ大魔王 (@piccolo_daimaou) April 15, 2020