15日に更新された文春の記事で、日大プロレスサークル「NUWA」にてイジメによる過度な技の掛け合いで部員1名が全身不随になってしまったとスクープされています。
主犯格とされているのが「Y・X」という二人の人物。
今回はこの事件の概要と「Y・X」が誰なのか調べていきます。
【文春】日大プロレスサークル「NUWA」にてイジメが発覚!

文春の記事によると日大プロレスサークル「NUWA」にて当時、所属していたAさんがイジメが原因で全身不随になってしまったとスクープされています。
日大法学部6号館で開かれる練習に参加していたAさん。4年生で就職活動真っ最中だった17年8月1日の練習中に、事故は起きた。
技を3度かけられ、4度目の直前、XはYに「見栄えが悪い。振りぬく感じが足りない」と指示。それに従ったYは、Aさんを思い切り後方に投げ飛ばした。
Aさんが振り返る。
「すぐに首が脱臼したのが分かり、痛みがすごかった。救急車が来て、担架で運ばれている最中に酸素マスクを付けられたけど、急に息苦しくなって……。このまま死んでしまうのかなと」
Aさんに下された診断は頸髄損傷の重傷。緊急手術が施され、何とか一命は取り留めたが、今も首から下が自力で動かせない全身不随の状態となった。
Aさんは同じサークルに所属している「Y・X」という人物からイジメを受けていたらしく、事件当日もバックドロップという危険な技を数回に渡ってかけられていました。
それが原因で今も首から下が自力で動かせない全身不随の状態らしいです。。
この一人の人生を台無しにした痛ましい事件に対し、日大側はこう語る
『サークル活動中に起こった不慮の事故』
『サークルの連絡会を開催して活動内容について注意喚起。大学として十分な措置を講じた』
主犯格であるXと日大側からの正式な謝罪もないまま。
18年12月、Aさんは日大とX、Yに対して5000万円の損害賠償を求める裁判を起こし、現在でも続いているとのこと。
Aさんをイジメていた「Y・X」とは誰?

Aさんをイジメていたとされる「Y・X」は高校のときからの先輩後輩の仲だったそうです。
この二人に関しての情報は明かされていませんが、当時のイジメ内容は酷いものだったようです。
- Aさんに対し試合未経験者のYがバックドロップをかけるよう指示する
- 練習中に脛を叩く
- 食費を出させる
- 4年生だったAさんに対し留年しろと脅かす
- 授業があるため練習を休むと、何回も「出てこい」と連絡をしてくる
この二人のイジメは到底許されるものではありませんが、危険な技をAさんがかけられている時も周囲の人間は笑いながら見ていたようです。
X「もっとだよ。腰上げろ! お前、3年間サボってきたから、これだよ」
バン! マット上で再び受け身を取るAさん。
X「まだだよ。首から落ちろ、首から! 首から落ちるんだよ! 落ちても大丈夫だろ? 首から首から!」
周囲で「えへへへ」と笑い声が起きる――。
担当記者が「Y・X」に対し取材を申し込みましたが、応答はなかったようです。